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ライアーの危険なところ

こんにちは。今日は、青空!
白い雲が、ホイップクリームに見え、おいしそう。。
今日は、ライアーという楽器について考えてみたいと思います。
以前から、この内容を。。と思っていたのですが、
自分の頭と心が消化するまで、
いつものごとく迷い、時間がかかりました。。
現代ライアーの特徴は、弾いている本人までもがウットリするような、
美しい音色を持っています。
西洋音楽の発展は、宗教に利用された事もあり、
音楽にウットリするほど、その人の信仰が深い、とされている。。
パリに住む、近所のフランス人から聴いた事があります。
それがいいか悪いかは別として、
なるほど。。教会は、まさにオルガンという「器官」の中に入っているような
教会全体が楽器で荘厳です。。

Soporanleier Akiyo 00

さて、ライアーに話は戻しますが、
ライアーを弾くと、聴いてくださるみなさまは、
ライアーではなく、弾いている人、いわゆる奏者自身に
ウットリするという誤解が生じやすくなります。
ライアー、きれいでした。。
というのは、楽器の音色が良い、のであって、
「自分が良い」のではない。。
奏者の人格とは、また別ものです。
そこを慎んで受ける事が大切だと思いました。
私のバグパイプを聴いて、
ウットリします、リラックスします。。とは、
誰も言わないと思います。
時々、破れたような音なので、
「大丈夫?その音。。ちゃんと人に聴いてもらえるのかな。。?」
と言われます。
どちらも「私」が演奏しているのですが。。
きれいで優美な音色を持つライアー、
一歩間違えば、人の心理や精神を操作する、
危険な道具になる事を知りながら、
音楽や音を使う療法士として、使用していきたいと思います。
そして、そういう危険をはらんでいるよ、という事を認識しながら、
音色を聴いていただきたいと思います。
ウットリとして、何も考えなくなる無防備さは、
リラクゼーションではありません。
ただ単に、魂の抜けた「洗脳」です。
自分で、自分を放棄しないで欲しいです。
リラクゼーションの極意は、「認識」と「集中」です。
それは、「思考の骨」になります。
クラゲのようになるのが、リラクゼーションではない事を
知っていただければ、と思います。
そうすれば、簡単に、人を「療法する」と言う表現は、
できないのではないかと思います。
「癒し」があるとしたら、自分自身の内部から起こります。
どうぞ気をつけて、そしてライアーの音色を充分に楽しんでいきましょう。

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