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声のメンテとお手伝い

こんにちは。
めっきり涼しくなりました。
昼はセミ、夕方はカラス、夜は鈴虫の音楽会で、
秋は、にぎやかですね。
9月のフランス帰国飛行機に乗るのが、
少し遅れ気味になりそうです。。
というのも、この7月より、15年ぶりに会った、
日本の声楽の先生と再び縁ができ、
私の声と身体の調整と、先生の身の回りのお手伝いに、
毎日先生のお宅に通っていて、
少し時間が必要になってしまったからです。
楽譜や音源の整理に、家具の整理。。
独り暮らしの先生は、70歳過ぎていて、
同じ事ばかり、繰り返しお話するので、
9月中には、一度病院にお供したいと思っています。
それから、飛行機を考えています。
実は、私は、歌わなくなって、かれこれ20年です。
身の上に、いろんな事があるうちに、
歌の神さまが、去って行っちゃったのでしょう。
できるのなら、またいつか歌いたいな。。
歌の神さま、戻ってくればいいな。。
なんて、うっすら思っていました。
声を出していくと、忘れていたいろんな感情が出てきます。
そして、たくさんの熱い思いがこみあげてきます。
母親への長~~~い看病期間とか、
お空に旅立ってしまった私の赤ちゃんとか、
いろいろあったなあ。。
高校の時は、ピアノ科で師事した先生が、
ドイツ音楽が得意だったその影響で、
シューベルト、シューマン、R・シュトラウスなどを弾いていました。
大学に入り、この先生に出会い、フランス音楽を知りました。
グノー、ドビュッシー、ドリーブ、アーン。。などなど、
歌うようになりました。
ああ、懐かしい!です。
そのうちに縁あって、フランスに家族ができ、
長らく住む事になりました。
最近は、膠原病の発症を機に、
日本とフランスと半分ずつ暮らしたいな。。
と思うようになり、昨年、東京アトリエを開きました。
先生のところに行っていると、
あなたは今頃、声楽を教えている立場なんじゃないの?
な~んて言って来る方々もいますが、
発声のメンテは、いつでも必要だし、可能だと思います。
先生のお宅のグランドピアノの上には、
舞台で歌う19歳の頃の私の写真が飾られてありました。
「これ、誰ですか?」と、先生に聞いてしまいました。
近づいて見てみて、ビックリしました。
なんて初々しい自分。。むふふ。。
今は、変わり果てた私。。ちかれたな。。
涙は今もこぼれるけれど
過ぎてしまえば夢と同じさ
(サト―ハチロー)
この詩は、昔から好きな詩(1部?)なのですが、
まあ、変わり果てても、かたくなに変らないよりは、
いいなっしー!です。
いつまでも、好奇心を失わず、進化していきたいものです。
子供は、未来の話をして、
年寄ってくると、過去の話をすると、
どこかに書いてありました。
未来といえば。。
今日のお昼は、日本そばを食べよう。。っと。。
年寄った頭をフル回転。
読んでくださって、ありがとうございます。
ステキな一日をお過ごしくださいね。

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