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父が、心臓発作で倒れた!
ラッキーなことに、一席だけ空いていました。
その切符を買って、飛行機に飛び乗り
一挙に東京へ!
成田に着いてすぐ、新宿行きのバスを待ちながら、父に電話をしました。
私「帰ってきたから。家の近所の病院に行こう、検査だけはして!」  
父「おれの人生なんだからおれが考える!」
私「なんのために帰ったのか、分らない!もう会わない!」
父「だから今おれは幸せだから、このままにしてくれ!!」
あぁぁ~。。こんなはずじゃ。。。
もうくたくた。。。
自分の家に戻ったのは、すでに夜中の1時。
父は、今のまま静かに暮して、母のところに行きたいと言っている。
そうできればいいだろうけど、そういう訳には上手くいかないかもしれない。
今回、父が発作を起こした時、
お嫁ちゃんにお願いしていた近所の大学病院に、救急隊員が電話したら、
== 診察券がないという理由で断られた。
倒れて随分たって、やっと少し家から遠い病院が受け入れてくれて、一命を取り留めた。
それならば、これから何かあった時のためにも、通院したという診察券さえあれば、
近所の大学病院は、受け入れてくれる可能性があるんじゃないか。。と。
だから、私は父に、近所の大学病院に顔を出しておいて欲しい。
母みたいに急死して欲しくない。 ==
翌日、父に会いに行き、素直に、静かに、そんな気持ちを伝えました。
父も、あの電話のあと、いろいろ考えて反省したようでした。
そしてこの木曜日、診断書と紹介書を持って、
近所の大学病院に「顔を出す」ことになりました。
思った以上に暖かな東京は、外出しやすく、
今度の父とデートを楽しみにすることにしました。
帰りには、お蕎麦食べようか、お寿司食べようか、いやいや中華だよ、
なんて、話がはずみました。

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