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パリのチェルノブイリ被爆食品


パリに戻ってきました。
今回ほど、フランスに戻るのが辛かった事はありませんでした。
このままずっと東京にいたい気持ちでいっぱいでした。
後ろ髪を引かれる思いというのは、
こういう気持ちなんだ、と改めて知りました。
着いたときは寒くて震えてしまいましたが、
昨日あたりから暖かくなってきました。
こちらでは、この4月23日で、チェルノブイリ事故から20年が経ち、
今まだ続く、まったく広島と同じような被爆の症状や、
新たに出てくる被爆の症状に苦しむ人達の話でもちきりでした。
友人達は、牛乳や野菜を見るたびに、
チェルノブイリ牛乳とか、チェルノブイリ野菜とか、
冗談にもならない名前を付けて、飲んだり食べたりしています。
まだヨーロッパの食品は、
チェルノブイリからきた雨などで汚染された土地への影響が、
消えていないらしいのです。。
去年はパリ市役所で、広島原爆展が開催されました。
でもコチラの人は、60年たってもまだ続く「被爆」の目に見えない恐ろしさが、
チェルノブイリにも続くであろうと、想像できているのかな、と私は思いました。
フランス、アメリカ、中国などは多くの原爆を持ち、
そして、イランでは今、原爆の開発をしています。
ああ、どうしたものでしょう。。恐ろしいことです。

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